あなたの寄付で育むのは、子どもたちの未来だけではありません。互いを援けあい、認めあえる社会そのものです。あなたの一歩が、やさしい社会をひろげます。
熊本YMCAは1948年の設立以来、地域・国際に根ざした総合社会教育団体として、幼児から高齢者までを対象に、幼保・放課後支援、専門学校や日本語学校、英会話・スポーツ教室、野外教育・キャンプ、国際交流やボランティア活動など多彩なプログラムを提供。また、災害復興支援や地域清掃、募金など公共貢献にも注力。グローカルな視点を重視し、こども・青少年から社会人までの全人的成長と文化理解を促進しています。
ぷらっとほーむは、「もっとすきになる」という理念のもとに、一人ひとりが自分らしく生きられる社会を創ることを目的としています。
自由な援けあいを通じて、「君でいいんだよ」というメッセージを伝え、自己肯定感・自己効力感・自己有用感を育みながら、みんなで生活をしています。
また、支援者や地域とのつながりを通して、誰もが認め合い、支え合える小さな共同体づくりに取り組んでいます。
ぷらっとほーむは、学校に行きづらさを感じる子どもたちが、
「好き」や「やってみたい」を出発点に、自分らしく過ごせる“安全地帯”です。
誰かと関わるなかで、自分の新しい一面を知り、
他者のまなざしの中に自分を見つけ、もっと自分のことをすきになっていく。
そんな日々を大切にしています。
掃除やごはんづくりなどの日常のなかで、子どもたちは誰かを想い、行動する経験を重ねていきます。
自然と役割が生まれ、「きみでいいんだよ」というまなざしで、お互いを見守る関係が育まれています。
アニメ・ゲーム・音楽など、好きなことを語ったり、描いたり、かたちにしたり。
“好き”をきっかけに仲間と出会い、「このままの自分でもいい」と思える関係が少しずつ育まれます。
月に1回の特別な1日「ぷらっとCanp」では、“できた!”をテーマにした創造的な活動にチャレンジします。
過去には、手作りのオリンピックを開催したり、
「世界旅行」と題してグループで世界の料理をつくったり――
協力と工夫を通じて、新しい自分に出会う体験が広がっています。
活動のあとには、「どんな気持ちだった?」「何ができた?」をふりかえります。
言葉や自分なりの表現でふりかえることで、経験が自信に変わっていきます。
定期的に「やってみたいこと」や「こうしたいこと」をみんなで話し合っています。
声に出さなくても、誰かのアイデアに乗っかることから始められます。
関わり合いの中で、変化や広がりが生まれていく時間です。
ぷらっとほーむは、「がんばって変わる場所」でも、「そのままでいい場所」でもありません。
誰かとの関わりを通して、気づいたり、変わったりすることを、ゆっくりと楽しめる場所です。
そして、そうした経験のひとつひとつが、
「もっとすきになる」ことにつながっていくと、わたしたちは信じています。